どうも、近藤です。
せどり初心者におすすめなジャンルの1つとして挙げられるのが、「セット本コミックせどり」になります。その中でも、セットになっている状態の本は抜け巻を探す手間もなくなり、初心者でも取り扱いしやすいジャンルの1つです。
しかし、セットになっている状態の本を仕入れをするときに気を付けないといけないのが、1冊ごとの本のコンディションです。
単C棚であれば1冊ごとにチェックすることは可能ですが、セット本の場合わざわざ中身を確認して状態をチェックする人はいないと思います。
で、家に帰って中身を確認すると「マジか!」と思わぬ瑕疵が見つかることがあるんです。(僕も何度もあります。)
いえいえ、そんなことはありませんよ。中には面倒でコンディションを下げて売りさばく人もいると思いますが、その分利益が減ります。できれば、コンディションは仕入れ時のままで販売したいですよね。
でも、中には「瑕疵がある1冊だけとか2冊だけとか、交換してくれるの?」と思う人もいると思います。ということで、「ブックオフのセット本は交換可能なのか?」を詳しく解説していこうと思います。
目次
ブックオフのセット本は交換することは可能なのか?
結論からお伝えすると、1冊単位であれば交換は可能です。
つまり、セットになっている本の在庫って2つも3つもあることは稀です。大概1セットのみしか置いていないお店が多いかと思います。
なので、セット状態で購入して3冊に瑕疵が見つかった場合、購入した店舗に事情を説明すれば在庫を確認してくれ、在庫があれば瑕疵のある本のみ交換することは可能です。
「もし、在庫に無かったらどうなるの?」と思った人もいるかもしれませんね。簡潔にお答えすると、瑕疵のある巻のみ返金対応となります。
ただし、交換する巻が108円の場合は108円が返金されますが、プロパー本だった場合には経験が無いためここではお応えできません。ただ、返金されることは確かです。
それから、購入したお店にたまたま同じセット本があれば同じものと交換することは可能かと思いますが、これも試したことがないので確実とは言えません。
瑕疵がある本のみ交換した方が良い理由
結論をいうと、利益に直結するからです。
つまり、Amazonに出品するセット本には、1つ1つコンディションがありますよね。慣れてくれば、仕入れの段階で「これは良いで出せそうだ!」とか「これは可として出そう」というようにコンディション抜きをするはずです。
しかし、仕入れの段階で非常に良いで出品しよう!と思っていた本が、検品段階で瑕疵が見つかり「良い」になってしまうなんてこともあります。
そうすると、思っていた利益が取れなかったり瑕疵によっては赤字になってしまうこともあるため、セットの状態になっていたとしても瑕疵があれば交換した方が良いというのが僕の考えです。
セット本で交換することが可能な瑕疵の状態はこれだ!
ここまで瑕疵があったら交換できるというお話をしてきましたが、「瑕疵ってどんなもの?」と思われている人もいると思いますので、画像付きで詳しく解説していこうと思います。
水漏れによる跡(シミ)
まずは、画像からご覧ください。
これは、飲み物をこぼしたり、汗が本に付着したりするときにできる「水漏れ」という現象です。水がこぼれて紙(本)が乾くと、本来の紙の状態とは異なります。
文章で説明するのが難しいのですが、シミになっていたり水漏れ箇所は紙がヨレてしまうため天部分や地部分から見ると浮いていることが多いです。
カバーと本体のテープ止め
ブックオフや古本屋に並んでいる本は、稀にこのようなテープ止めされている本が並んでいます。
僕の場合は、交換するかしないかはケースバイケースです。例えば、古い本で稀少性が高い本がテープ止めされていた場合は、そもそもないため交換しません。綺麗にテープを剥がして「可」として出品をします。
一方、100円で普通に手に入る本であれば交換をします。
小口にひどい削り跡
まずは、この断面をご覧ください。
1冊で撮影しているため「本」というのは分かりますが、セット状態になっていると「なんじゃこれ!食パンでも挟まってるのか?」と心の中で叫んでしまうくらいの状態です。
これも、店員さんに事情を説明すれば交換対応してくれる瑕疵となります。
以上となりますが、今回3つの瑕疵をご紹介しました。ですが、「これだけしか無いの?」と言われれば答えはNOです。ちゃんとあります。
それがこちら!
- レンタル品
- 中割れ(のど割れ)
- 落書き
どんな状態のモノか判断がしずらい人は、以下の記事にレンタル品や中割れ状態などの写真を載せてありますので、そちらを参考にすると詳しくわかると思います。
遠征の仕入れの時には気を付けて!絶対にセット本の中身は確認すべき!
ここまで、セットになっている状態の本の交換について話をしてきましたが、「何か対策ないの?」とか「遠征によく行くけど瑕疵があると面倒だよ」という声も上がってきそうなので、仕入れの段階でできる対処法を1つだけお伝えします。
それは、店員さんに購入したいのですが中身の本をすべて確認させていただきたい!という旨を伝え地道に確認する。
これが確実な方法です。
特に、遠くまで仕入れに行っている人や旅行もかねて他県にバンバン仕入れに行こうと思っている人は、必ず1冊ずつ状態確認は忘れずに行っていきましょう。(これは、セット本に限らずです。)
そうすれば、リスクは最小限に抑えられます。
まとめ
ブックオフのセット本は交換可能なのか?についてみてきました。
結論は、1冊単位であれば交換は可能でしたね。
せっかく仕入れをした利益本をわざわざコンディションを下げて販売する必要はありません。それであれば、手間でも状態の良い本と交換をして最高のコンディションで販売をしていきましょう。
この地道な努力がのちのち大きな成果に繋がると僕は信じています。
もちろん、仕入れる前の対策をすれば最小限のリスクで済みますので怠らないようにしていきましょう。