どうも、近藤です。
せどり初心者にオススメなのが、コミックセットや文庫のセット本です。
でも、初心者さんがバラの単Cコミックより、セット本を扱うことが何故良いのか?という疑問について僕なりに「メリット・デメリット」に変えて解説していこうと思います。
セット本を扱うメリットは4つ
まずは、セット本を扱って感じたメリットですが4つあります。それをサクッと見ていきましょう。
- 抜け巻が無いため手間がかからない
- 値札剥がしの作業がほぼ無い(店舗による)
- 消費税込みの価格表示
- 単Cより安く揃えられる場合がある
こんな感じです。1つずつかみ砕いて解説していきたいと思います。
抜け巻が無いため探す時間や手間がかからない
簡単に言ってしまうと、セット本=即販売可能
こんな解釈でOKです。
通常、コミックセットというのはセットにして初めて価値を見出すモノなんです。なので通常の単Cコーナーのコミックや文庫漫画で探しても全巻揃っていることはあまりありません。
なので、抜け巻があれば違うお店で仕入れをしなければなりません。この抜け巻探しがうまくいけばよいのですが、本によっては2~3週間揃わず家でセットになるのをずっと待っている状態が続きます。
これが意味するものは何か!ピンときた人もいると思います。
もちろん、ネットで仕入れることも可能なので、できる限り早くセットにして資金回収を急いでいく必要があります。
はい、その通りですね。
その点、セット本はすでに全巻揃っているので、仕入れたら即販売が可能!初心者さんにとってもメリットがあるということです。
ちなみに、抜け巻をネットで仕入れる場合は以下の記事を参考にしてみてください。
また、抜け巻のリスクに関してまとめた記事もありますので以下もご覧いただくとより分かりやすいと思います。
値札が付いていないものが多く剥がす作業がほぼ無い
イメージとしては・・・
値札剥がし作業が無い=ラク・作業時間の短縮
こんな感じです。
ブックオフや本屋さんに並んでいる本には値札が必ず付いています。仕入れて販売する前に、必ず値札を剥がさないといけません。ですが、値札剥がしは意外と大変ですし時間もかかります。
その点、セット状態になっている本は意外と値札が付いていないことが多いんです。なので、剥がす作業時間がカットされて楽なんです。
綺麗に剥がしてくれているお店もあれば、値札がそのままのお店もあります。感覚としては8割くらいは値札が付いていないイメージですかね。
分かりやすい消費税込みの価格表示
ブックオフの場合は、セット状態の本=税込み表示
と思ってもらえればOKです。
店舗で見つけた本の利益計算をするときに、ばら売り(単C)で巻数が多いシリーズだと結構面倒なことが多いんです。しかし、セット状態になっている本の価格は税込み表示になっているため、利益計算がしやすいという利点があります。
ただし、古本市場や他の古本屋さんだと税抜き表示されていることが多いので間違えないようにしましょう。
単Cより安く揃えられる場合がある
セット状態になっている本のメリットとして、ばら売り(単C)で揃えるより安く仕入れができるという利点があります。
ちょっと、分かりずらいので例題を出しましょう。
例:キャプテン翼 38巻を揃えた場合。
単C: 38巻 × 108円 = 4,104円の仕入れ
セット本 : 表示価格5,000円の30%OFF = 3,500円で仕入れ
イメージが付いたかと思います。
この値引きステッカーを貼るタイミングは、店舗や人気の本なのかによって多少の違いがありますが、ある程度在庫に残っていると『20%OFF』とか『30%OFF』『50%OFF』というように徐々に値引きがされます。
そこを狙っていくと、単Cで揃えるより安く仕入れができるというわけです。
セット本を扱うデメリットは2つ
次にデメリットを見ていきましょう。
- コンディション下げが起こる
- 燃えないゴミが増える
実は、デメリットは意外と少ないんです。回避できる方法はありますが、とりあえずセット状態になっている本を仕入れると起こり得るデメリットは2つだけになります。
中身が分からないため、コンディション下げが起こる
実は、仕入れる前に見た感じのコンディションと検品時のコンディションに差が生まれることがあります。
はい。つまり、仕入れる前にお店で確認した時には「良い」と思っていた商品。いざ検品してみると中割れやシミがあったりして「可」にせざるを得ない状況になってしまうことがあります。
まぁ、中身が確認できる単C棚と比べるとそのようなリスクが伴うことがデメリットとなります。
燃えないゴミが増える
これは仕方がないことですが、燃えないゴミが有料化されている地域にお住いの方々にとっては痛手です。(そのような地域があればの話です。)
セット状態になっている本は、お店側でOPP袋にいれたりハンディーラップ(サランラップのようなもの)で梱包されて売られております。
当然、検品する際にはお店で包装されているものは取り外してしまいますのでゴミになるわけです。僕の地域では1週間に一度燃えないごみの収集日ですが、それまで家の中にあるので邪魔なんです。笑
まとめ
せどりでセット本を扱うメリット・デメリットについて解説してきました。最後は、個人的なデメリットになってしまいましたね。笑
記事のおさらいです。
- 抜け巻が無いため手間がかからない
- 値札剥がしの作業がほぼ無い
- 消費税込みの価格表示
- 単Cより安く揃えられる場合がある
続いてデメリットは・・
- コンディション下げが起こる
- 燃えないゴミが増える
こんな感じでしたね。
このように箇条書きにしてみると、非常に分かりやすいですね。今後は、せどり初心者向けに「なぜセット本せどりがおすすめなのか?」という記事も書いていこうと思います。
楽しみにしていてください。
なので、これを見てセット本せどりをやろう!と感じる人は、ほぼ皆無だと思います。まぁ、「そうなんだ~」と思って読んでいただければと思います。