どうも、近藤です。
はい。悩みますよね。
もしかしたら、パン君と同じように「新品を扱った方がいいのか?中古を扱った方が良いのか?」迷っている人もいるかもしれません。
という事で、今回は「せどりで扱う新品商品と中古商品のメリットとデメリット」について解説していこうと思います。
この記事を読んでいただければ、新品・中古の良し悪しが一発でわかるようにまとめています。なので、どちらを扱った方が良いのか参考になると思います。
新品せどりのメリット・デメリット
新品というといろんなお店がありますよね。代表的なところで言うと「イオン」「ヤマダ電機」「各ホームセンター」などが挙げられます。
全国各地に店舗を構えていますので、コツさえ抑えていれば初心者でも仕入れをすることが可能です。
新品商品を扱うメリット
- 縦積みしやすい
- 検品が無くすぐに出品可能
- 回転が速い(商品による)
こんな感じです。
新品を扱う上での最大のメリットは、縦積みがしやすいというところですね。少しだけ、あなたがホームセンターに行った時のことを想像してみてください。
もし、「ホームセンターが無い!」とか「買い物はネットのみ!」という人はネットで買い物をしている姿でもOKです。
例えば、商品を購入する時にお店には同じものが複数個並んでいますよね。ネットであれば個数を選択できますよね。という事は、あなたが新品せどりで利益商品を見つけた場合、陳列されている商品をすべて回収できます。
イメージがわかない人は、こんな感じです。
商品数 × 1個の見込み利益 = 合計見込み利益
はい、その通りですね。
陳列されていなくても店員さんに在庫確認をすれば、バックヤードから同じ商品を出してくれることもありますから、さらに縦積みが可能というわけです。
もちろん、他のメリットでも挙げている通り、検品作業も無く値札を剥がすだけなので中古商品と比べると、圧倒的に時間がかかりません。そして商品にもよりますがAmazonFBAに出品した商品が到着した当日もしくは翌日には完売なんてこともおきます。
これは、ホームセンターで21個仕入れて1日半で完売したペット用のおむつです。1点あたりの利益は少ないですが21個もあったので約6,000円ちょっとの利益となりました。
この回転の良さも新品せどりのメリットとなります。
新品商品を扱うデメリット
次に、新品のデメリットをサクッと見ていきましょう。
- ライバルが多い
- 値下がりしやすい
- 仕入れの値段が高い
はい、こんな感じです。
この中で一番のデメリットは、ライバルせどらーが多いということです。イメージ付かない人は、ちょっとイメージしてみてください。
例えば、イオンやヤマダ電機は全国展開しているお店になります。という事は、値下げされている商品は全国共通の場合が多いという事が1点。
そして、全国に店舗を構えているため、あなたと同じライバルせどらーがたくさんいることは分かりますよね。なので、あなたがイオンで利益商品を見つければ全国の他のせどらーも同じ商品を見つけて仕入れができるという事が2点目です。
そうすると、出品過多になって値下がりがおき、最終的には赤字で売り切るなんてことも起こるのが新品せどりのデメリットです。
仕入れ時には約1,700円ほどの利益を見込んでいたのですが、価格が暴落したため赤字ですね。しかも大型商品だったので配送料を入れるとかなりの赤字です。笑
もちろん、新品せどりはライバルが多いだけではありません。
セット本せどりとは違い新品は値段が高いという点もありますよね。資金の少ない初心者は新品商品には手を出しにくい傾向があります。
中古せどりのメリット・デメリット
僕が扱っているセット本に関しては中古せどりの1つとなりますが、他にもハードオフなどのリサイクルショップの中古家電などもあります。
中古商品を扱うメリット
では、早速メリットからサクッと見ていきましょう。
- 仕入れ値を抑えられる
- 状態次第では高値で売れる
- 新品と比べるとライバルが少ない
こんな感じです。
中古商品を扱う最大のメリットは、仕入れ値を抑えられる点ではないでしょうか。例えば、僕がやっている中古本ですが1冊100円(税抜)です。
100冊仕入れをしても10,000円(税抜)とかなり仕入れ資金を抑えられるので、初心者にとっては参入しやすいという特徴があります。
また、状態やプレミアムになっている商品であれば仕入れ値の3~10倍の値段で売れることがあります。1つ例に出しますと・・・。
銃夢ですね。
この商品は、仕入れ値の4倍以上の値段で取引がされ利益率も半端ないですね。こういった商品が安く手に入るのも中古せどりのメリットです。
また、上記でもお伝えしたように新品は縦積みできますが、中古は同じ商品を1日に10個、20個と見つけることができないという特徴があります。
イメージしにくい人のために砕いて解説すると、例えば僕が銃夢のセット本をA店で仕入れたとしましょう。他のお店を10店舗回っても仕入れができないことが多いんです。
つまり、ライバルせどらーがいたとしても、全員が同じものを同じ値段で仕入れられる確率が極端に低くなるため、新品と比べるとライバルが少ないというメリットがあります。
ただし、簡単に揃えることができるセット本などでは少しだけライバルが増加する傾向があります。
中古商品を扱うデメリット
では、次に中古せどりのデメリットをサクッと見ましょう。
- 検品・クリーニング作業が面倒
- 写真を撮るのが面倒
- 回転が遅い(商品による)
最大のデメリットは、検品とクリーニングです。
中古商品の場合、ここによってコンディションに違いがあります。例えば、本でいうとヤケ具合・ページの折れ・表紙の折れ具合などに違いがあるため1点1点目視で確認が必要です。
そして、1冊ずつ汚れをふき取る作業も必要になってきます。(49巻セットであれば49冊クリーニングということ。)
はい、しかしこれだけではありません。
中古の場合は、ライバルと差を付けるため(売れやすくするため)に写真撮影も必ず行います。なので、新品と比べると明らかに時間を取られることもデメリットの1つです。
結局せどり初心者はどっちをやればいいの!?中古それとも新品?
総括的な感じなりますが、せどり初心者が新品と中古どちらの商品を扱えばよいのか?というと・・・。
結論は、どちらでもよい。
そう来ましたか。笑
どちらでも良いというのは、例えば資金が豊富で大量に仕入れて大きく利益を上げたいという事であれば新品せどりから始めればいいだけ。
逆に、せどりに使える資金に限りがある人であれば中古のセット本せどりなどから始めて、徐々に資金が貯まって来たら新品せどりにもチャレンジするという流れが良いかと思います。
まとめ
新品商品と中古商品のメリット・デメリットを見てきました。
基本的にどちらもデメリットはつきものとなっているので「デメリットがあるのは嫌だ!」という人もいるのではないでしょうか。
ですが、ネットビジネス全般を始める時には何かしらのリスクを負わないといけません。もちろん、せどりも最初はリスクを負わないとスタートできない状態です。
実際、リスクばかりを気にして踏み出せない人もいますから、まずは半歩くらいは進んでみてはいかがでしょうか。例えば、108円が1980円で売れる本もあるのでリスクは少ないのではないでしょうか。